ジムに通い始めるなら最初はパーソナルトレーニング!?
Training Column
お酒は飲んでも平気?
皆様いつも読んでいただきありがとうございます!
川崎市武蔵小杉の完全個室パーソナルジム
D-HEARTS武蔵小杉店 店長の江上です。
みなさんはお酒はお好きですか?
なんとなく体に悪い印象があったり特にダイエットするならお酒は控えないといけないと思われている方が多いのかなと思います。
今回はお酒が体に与える影響やダイエットとの関連性についてお話します。

1.お酒の種類とカロリー
お酒=アルコールとは1%以上のエチルアルコールを含む飲料のことを指しアルコール飲料は醸造酒・蒸留酒・混成酒に大別されます。
醸造酒は果実や穀類などの原料を酵母でアルコール発酵させそのまま又はろ過して製品化させたもので、アルコール度数は蒸留酒に比べて低くワイン・ビール・日本酒などが含まれます。
蒸留酒とは醸造酒を蒸留して濃縮することでアルコール度数を高めた酒類で焼酎・泡盛・ウィスキー・テキーラなどが含まれます。
混成酒とは醸造酒や蒸留酒に植物の皮や果実、糖類、香辛料、甘味料などを添加した酒類で梅酒・リキュール・みりんなどが含まれます。
アルコールのカロリーは7.1kcal/gとされていますが、エネルギー利用効率は60~70%なので5kcal/gで計算するのが妥当とされます。
ビール500㎖:200kcal程度・清酒150㎖:196kcal程度・ウィスキーダブル1杯:142kcal程度・ワイン240㎖:88kcal程度
2.アルコールの健康への影響
アルコールは国際がん研究機関(IARC)によりプルトニウムやアスベストと同レベルの発がん性グループ1に分類され発がん性があると設定されています。
少量のお酒であれば健康に良いと聞いたことありませんか?1日アルコール10g程度であれば心筋梗塞や糖尿病にリスクが低下するとも言われます。このような健康効果説はフランス人の食生活から考えられているとされ、脳梗塞や動脈硬化などの原因となる高脂肪食が多いフランス人が心筋梗塞による死亡率が低いのはワインの摂取量が多いためだと推測されたからです。医学雑誌の「ランセット」でも週100gまでのアルコールであれば脳梗塞や心筋梗塞のリスクは上がらないと報告していますがアルコール自体にリスクを下げる効果があるのかははっきりとしていません。少量のアルコールでも食道・肝臓・大腸がんや乳がんなどのリスクは高まるので結果としては飲まないのがベストだと言えます。またアルコールには排尿をコントロールするバソプレシンというホルモンの働きを弱め排尿量が増え脱水やミネラルの排出にも繋がってしまいます。
3.どのお酒なら良い?
「ダイエット中だからハイボール」ってよく聞いたりしませんか?ハイボールが良いと言われるのは糖質などカロリーが増えるものが少ないからだとされますがアルコール自体にカロリーがあり度数が高ければその分カロリーは増えます。実際はお酒の種類を変えてもダイエットへプラスの効果をもたらすことはありません。健康的な面では順位を付けることができ特に避けたいのはワインやリンゴ酒などの果実酒です。果実酒は醸造酒で果実などの原料の糖分も含まれるため代謝に時間がかかりアルコールが体内に滞留する時間が長くなり肝臓の負担も大きくなります。また、ワイン(特に赤ワイン)には片頭痛の誘発や増悪因子となるチラミンなどのアミンを含みます。
4.摂りたい栄養素
アルコールは体内でアルコール→アセトアルデヒド→酢酸→エネルギー源の過程を経て処理されます。アセトアルデヒドに分解する際には亜鉛、酢酸変換時にはナイアシンが必要でこのナイアシンが不足するとアセトアルデヒドが体内な長く滞留し二日酔いの原因となります。また酢酸をエネルギーとして使うためにはマグネシウムやビタミンB群が必須となります。アルコールの処理でたくさんの働きをする肝臓の細胞再生を促進するタウリンも必要となります。
5.まとめ
アルコールは少量でもがんなどのリスクを高め飲まないのがベストですがハイボールなら良いかもと飲みたいお酒を我慢してハイボールを何杯も飲んだり、我慢のし過ぎでストレスから暴食するよりは週に1日など自分の継続できるレベルで好きなお酒を少量飲むことのほうが良いです。注意したいのは仕事で疲れた日や沢山食べた日はただでさえ体への負担が大きいのでアルコールの摂取は控えましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
パーソナルジムD-HEARTS武蔵小杉店では完全個室の安心安全の空間にて、無料で体験レッスンを実施しております。
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